40代未満のヤングは、この記事、スルーして下さい。
これに見覚えありますか?
そう、昔懐かしい、あのハクキンカイロです。 カイロ用ベンジンを白金触媒で低温燃焼させて暖を取る方式のカイロ(懐炉)。 こんなローテク商品、とっくに生産中止&メーカー解散してるのかと思ったら、まだメーカーは健在、本製品もしっかり製造されてるんですよ(メーカーのかた、ゴメンなさい)。
昨年の冬入り前、寒さ厳しいカワハギ釣りに備えて、凍える指先を暖めるのに良いモノはないかな、とネット上を物色していたのです。 冬の海上では、使い捨てカイロなんて全く役に立たないので。 で、「そういえば昔、ハクキンだの黄金だの、ベンジン式カイロってあったよな」なんて古いことを思い出してサーチしてみたところ、これが見つかったのです。 なんでも、冬山のアルピニストや冬季ツーリングのライダーたちには、今でも根強い人気があるのだとか。
わきたも即購入したのですが、その後の北海道出張の際、せっかく買ったこのハクキンカイロをうっかり飛行機の機内持ち込み手荷物のなかに入れたままセキュリティチェックを受けて引っ掛かり、泣く泣く放棄 ・・・ オイルライターなんかと同じ扱いで、機内持ち込みもカウンター預け入れもできません。
そこで今年、折からの五十肩を温める用途も兼ねて、両手分として2つを新たに購入したという次第。 インターネット通販で1個¥2,380.-。
いやぁ、暖かい。 使い捨てカイロなどとは発熱量がダンチです。
余談ですが、小ネタをひとつ。
このカイロの純正燃料は「カイロ用ベンジン」と言われるもので、そこらへんの店頭ではなかなか見掛けません。 インターネット通販でも購入できますが、カイロ本体をネットで購入するのは最初の1回コッキリだから良いとしても、その後何度も購入するであろう消耗品の燃料を通販で、というのはめんどくさいし送料もバカにならない ・・・
でもご安心を。 実は、カイロ用ベンジンと Zippoオイル、それとキャンプ用のホワイトガソリンは組成がほぼ同じで、相互に流用できるのです。 これらのうち、量あたり単価はホワイトガソリンが圧倒的に安い。 わきたは近くのキャンプ用品も扱うホームセンターで、Coleman のホワイトガソリン4ℓを購入し、Zippoオイルの空き缶に詰め替えて使っています。
Zippoライターの愛用者も、ホワイトガソリンを利用するとおトクですよ! (タバコやめるのが一番おトクなのですが ・・・)
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