2011,08,18, Thursday
女性2名が病院に搬送されたものの死亡、2歳男児を含む3名が行方不明。 他に5名が重軽傷だそうです。
運航会社社長によれば「船頭の操船ミス」によるものであり、マスコミ報道もそれが事故の主原因であるという論調です。 しかし、この事故の「死亡・行方不明事故」の側面を重く見るならば、前にも触れましたが、死亡・行方不明の最大の原因はライフベスト(救命胴衣)の不着用にあると言えます。 船は、自動車のようにアスファルトの路面をゴムのタイヤがしっかりとグリップして走っている訳ではありません。 水という流体のうえにプカプカと浮いているだけの存在であり、推力と舵とが効いていないと自らの定位を保つことすらできないのです。 そんな乗り物で岩が剥き出す急流を下ろうというのですから、転覆や落水に対しては当然に備えておくべきでしょう。 広い高速道を大型バスで安定走行しているわけじゃないんですから。 この事故、ライフベスト着用が徹底されていさえすれば、負傷者はともかく死者・行方不明者は出さなくてもよい事故だったと思います。 水のレジャーでは、くれぐれもライフベスト着用を怠りませんように! |
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